上司は部下や業務について、分かった気になっていないか?

2020年11月12日 09:10
カテゴリ: マネジメント

こんにちは、はまだしょうじ社長の浜田です。

今回のお題ですが、今朝、たまたまTwitterを見ていて思いついたので書きます。

けさ、Twitterにこんな投稿を発見しました。

「中野善夫」さん
@tolle_et_lege

「調べれば調べるほど自分には判っていないことが判ってくるものなので、もう判った完璧に理解したと思うときがいちばん危ないと思っていたが、さらに、自分だけは他の人が気づいていないことに気づいているという自信を持ったときはもっと危ないのだとこの頃つくづく感じる。」

これ、私にとっても大変耳が痛かったのですが、確かに、世の中の色々なことについて、「完璧に理解した」とか「自分だけは他の人が気づいていないことを気づいている」とか思うことは、私自身多いです。

ひるがえって、上司の皆さんは、これを部下や業務に当てはめていませんか?

・日頃、接触機会が多い部下に対し「こんな感じの人」と思って、対応パターンが決まってしまっている。
・業務(部署)のことは自分が一番分かっていると思っている。
・毎日が同じ工程(行程)なので、これ以上改善はできないと思っている。

実は、部下にしても業務にしても、ある程度パターン化で対応したいというのは、人間の性(さが)でもあります。

人間は、どんな物事に対しても、「こうあってほしい」という願望を持ちます。
その「こうあってほしい」と周りの環境が一致している場合は良いのですが、一致しない場合、不快な感情が生じるので、一致させようと環境を変えるか、「こうあってほしい」という自分の願望を変えます。

上記の部下の例で言えば、部下に「こうあってほしい」という思いがあったとすると、「こうあってほしい」状態に変わった部下は必然的に評価が高くなり、「こうあってほしい」状態にならない部下には、「あいつはダメだ」と認知を変えることで、不快な感情を和らげるのです。(認知的不協和理論より)

これをパターン化して、自分の感情を安定させようとしているのです。

しかし、結果的にそれは、やり方が一辺倒になったり、環境変化に対応できなくなったりして、自分に問題として跳ね返ってきます。

まずは人間の性である思考パターン「こうあってほしい」が本当に良いものなのかを疑うことから始めると、この「パターン化」から抜け出す第一歩になりますよ。

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