第50回:防ごう!冬の肌トラブル

第50回:防ごう!冬の肌トラブル 健康コラム

~知ってるようで知らないこと~

冬に多い肌トラブル

冬に多い肌トラブル

 冬の肌トラブルで多いのが『乾燥肌』。冬場は皮膚から水分が失われやすく、乾燥肌による肌トラブルが起こりやすくなります。今回のコラムは、『乾燥肌』についてのお話です。


乾燥肌とは?

乾燥肌とは?

 乾燥肌とは、肌の皮脂や水分が不足し、肌表面が乾燥した状態を言います。例えば洗顔後、肌の表面が白く粉をふく、或いは顔が突っ張ったように感じる時は、乾燥肌になっている状態です。

 乾燥肌になると肌本来のバリア機能が低下し、ホコリ・細菌・花粉などのアレルゲンといった外部からの刺激に対して過敏になり、痒みや炎症といった症状を引き起こすようになります。


冬の乾燥肌の原因

 冬の乾燥肌の原因は、大きく分けて3つあります。

外気と体温との温度差

・外気と体温との温度差

 冬は外気と体温との温度差が大きく、露出の多い顔表面は相対湿度が低くなるため、肌表面の水分を失いやすい状態になります。

空気の乾燥

・空気の乾燥

 太平洋側の地域は、冬の空気そのものが乾燥しているため、肌の乾燥がますます進みます。冬場の間は雪や雨が多く湿度が高い日本海側も、気温が低いので、実際に空気中に含まれる水分量(=飽和水蒸気量)は低い状態です。

 加えて、冬の間はエアコンなどの暖房の使用で、室内の空気が乾燥状態になり、肌表面の水分が奪われていく環境にさらされています。

・血流の低下

 私たちの体は寒くなると、内臓や脳などの深部の体温を保とうとするため、熱が逃げないように体表面の血管を収縮させて、血流を低下させます。また、寒い時期は、運動不足など体を動かさないことによる、血流の低下を招きやすくなります。

 血流が低下は、新陳代謝の活発な肌へ悪影響を及ぼします。栄養の運搬もスムーズに行われなくなり、老廃物が溜まりやすくなり、およそ28日周期と言われている肌のターンオーバー(再生リズム)が崩れ、水分が蒸発しやすい状態を招きます。


スキンケアで肌の潤いを保つ

 冬の乾燥肌を防ぐには、肌の保湿機能を高めるスキンケアを行うほか、生活習慣についても気をつけるようにします。

保湿機能を高めるスキンケア

🔵 保湿機能を高めるスキンケア

 洗顔や入浴時の洗い過ぎによる皮脂の保湿成分を流出させない工夫や、化粧水や乳液・クリームなどで不足した水分・油分を補いましょう。

生活習慣の見直し

🔵 生活習慣の見直し

 全身の血流を促進し新陳代謝を活発にすることは、肌のターンオーバーを正常に保ちます。毎日の入浴や運動により血流を良くするよう努めましょう。

 睡眠不足や過度なストレスは、自律神経のバランスを崩し、血流の低下や肌のターンオーバーも不調にしてしまいます。規則正しい生活を心掛け、充分な休息や、趣味の時間をもつなど、ストレス解消に努めましょう。


カラダの内部から肌の潤いを保つ

カラダの内部から肌の潤いを保つ

 乾燥肌にならないためには、栄養面への配慮も重要です。特にビタミンやミネラルは、新陳代謝を活性化するために、なくてはならない栄養素です。これらの栄養素が不足することがないよう、バランスの良い食事を心掛けましょう。

 また、糖分の多い菓子類や飲料、カフェイン類、冷たい物は、新陳代謝を悪くしてしまうため、摂り過ぎには注意しましょう。


生活習慣を整え、毎日スキンケアを行うことで、乾燥肌を予防しましょう。

 乾燥肌を放置すると、アトピー性皮膚炎や乾皮症などいった皮膚疾患につながることがあります。生活習慣を整え、毎日スキンケアを行うことで、乾燥肌を予防しましょう。


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