第63回:「春野菜」からパワーチャージを!

第63回:「春野菜」からパワーチャージを! 健康コラム

~知ってるようで知らないこと~

新たな生命の芽生える時期です

新たな生命の芽生える時期です

 木々や草花が芽吹き、春を実感できる穏やかな気候となってきました。その一方で体内のバランスを調整する自律神経が不安定になりやすく、ちょっとしたことで体調を崩しやすいのがこの時期です。そこで積極的に摂取したいのが“春野菜”です。春に旬を迎える野菜=春野菜は、冬の寒さを耐えて成長してきたからこそ、優れた栄養成分が豊富に含まれており、私たちの体を健やかに整えてくれます。

春野菜の“苦み”でデトックス

 「春の皿には苦みを盛れ」のことわざにもあるように、昔から春は苦いものを食べるのが良いとされてきました。確かに春野菜(特に山菜)には独特の苦みのあるものが多くみられますが、この“苦み”の正体は『植物アルカロイド』という成分です。植物アルカロイドには、新陳代謝を促進し、腎臓のろ過機能を向上させて、老廃物を体外へ排出させる働きがあります。

苦みが強い春野菜:菜の花、ふき、ふきのとう、わらび、ぜんまい、たけのこ
  • 苦みが強い春野菜:菜の花、ふき、ふきのとう、わらび、ぜんまい、たけのこ

など

春野菜の“香り”を愉しむ

 春野菜には、独特な“香り”のあるものが多くみられますが、これは精油成分の『テルペン類』によるものです。テルペン類は、降圧作用・血行促進作用・抗酸化作用・ストレスを緩和するなどの働きがあります。

香り強い春野菜:せり、セロリ、みつ葉、明日葉
  • 香りが強い春野菜:せり、セロリ、みつ葉、明日葉

など

その他のオススメ春野菜

 春野菜は、みずみずしくて甘みが強いのも特徴です。他の時期に収穫されるものより栄養価が非常に高く、違った調理方法や味わい方を楽しむことができます。その一方で春野菜は、水分を多く含むことで傷みやすいため、保管方法には注意が必要です。購入後は、なるべく早く食べるようにしましょう。

春キャベツ

キャベツ

冬キャベツに比べて、ビタミンCや食物繊維をはじめ、胃の粘膜を丈夫にし、消化を助ける働きがあるといわれるビタミンU(別名 キャベジン)が更に豊富です。火の通りがよく、炒めると甘みが増します。もちろん生でも美味しくいただけます。

新玉ねぎ

新玉ねぎ

ビタミンB1・B2・B6、ビタミンC、カルシウムなどのほか、体脂肪を減少させるケルセチンや、疲労回復・殺菌効果や血液をサラサラにする効果があるといわれている硫化アリル(別名 アリシン)を含みます。通年玉ねぎより辛味が少ないため、生食で食べられます。

春にんじん(新にんじん)

春にんじん(新にんじん)

皮膚や粘膜を丈夫にし、免疫力の強化やアンチエイジングにも効果があるといわれているβ‐カロテンを多く含みます。通常の人参よりも甘くて軟らかく、みずみずしいので、サラダに向いています。

新じゃが(新じゃがいも)

新じゃが(新じゃがいも)

秋に収穫されるイメージの強いじゃがいもですが、春に出回っているじゃがいもは、冬に植えたもので、皮が薄くビタミンCが特に豊富です。栄養分が多いので皮ごと食べましょう。

アスパラガス

アスパラガス

春に収穫されるアスパラガスは甘みと旨みが一段と強いのが特長です。旨み成分でもあり、デトックス効果や疲労回復に優れているアスパラギン酸のほか、ビタミンB1・B2、ビタミンE、葉酸を豊富に含みます。

春野菜をたくさん食べて、スッキリと体を目覚めさせ、そして整え、毎日を活動的に過ごしていきましょう。

 春野菜をたくさん食べて、スッキリと体を目覚めさせ、そして整え、毎日を活動的に過ごしていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました